職場ストレス‐運送業編‐

運送業で働く人と聞くとどんなイメージをお持ちでしょうか?
若い方はメルカリやAmazonなど、送ったものを相手に届けてくれたり、ネットショップで買ったものを自宅に届けてくれる人達をイメージする人は多いと思います。
実際は運送業といっても幅広く、皆さんの目に入るあるゆる物をいろんな所へ運んでくれている、私たちの生活に欠かせない職業です。
例えば海外工場や畑で作っているものを空港へ運び、そこから日本の空港へ空輸して、空港から日本の会社へ運び、そこからスーパーや飲食店まで運ぶなど、運ぶすべてが運送業となります。
今回はそんな運送業の現場で働く人たちの職場でのストレスやトラブルなどを伝えていきたいと思います。
運送業のストレス。現場の声
- きちんと睡眠時間を確保することが難しく、トラックの中での仮眠を睡眠の代わりにしている
- トラックの運転は同じ姿勢を長時間取ることになるため、腰に負担がかかりがち腰痛持ちになる
- 荷物の積み下ろしも腰に負担がかかる
- 時間通りに配送しなければならないので精神的に追い込まれる
- 道路の渋滞が起こったときは、約束した時間どおり届けられなくて怒られたり、場合によっては休憩や食事の時間が取れない
- 長時間労働・拘束時間が長い
- 残業代の計算がおかしい、未払い
- 毎日同じルートの繰り返しでつまらない
- お客さんや元請けからの理不尽な要求・クレームに苦慮する
- 引っ越し作業時に家具を傷つけてしまい、保険に入ってるはずなのに給料から差し引くと言われた。

ストレス解消しながら安全運転で第一で
トラック運転手は長時間の運転をすることが多いため、精神的にも肉体的にもさまざまなストレスを抱えてしまう人も少なくない思います。
事故を起こしたり精神的に病んでしまわないためにも、しっかり休憩をとったり、ストレッチをしたり、上手にストレス解消をしながら働いていただければと思います。
ただ、人手不足や売り上げの為に無理なシフトやスケジュールを組んでくるような会社には気をつけてください。
もし、そんな会社に現時点でいるのだとしたら、取り返しのつかないことになる前に社内で話し合うか違う会社への転職を考えたほうが良いかもしれません。
まとめ
私たちの生活を支える運送業の皆さんにも様々な悩みやストレスがあります。
日々、スーパーで買い物できるのも、ネットで買い物して翌日には欲しいものが届くのも、送りたい相手に送りたいものを届けられるのも当たり前のことではありません。
運送業者さん達がいるからこそ成り立っているわけですので、少し配送が遅くなったくらいで怒ったり、再配達指定しといて不在にするなどは気をつけたいところですね。
