退職後の最後の給料トラブル

退職後の最後の給料トラブル!?

退職するタイミングは人それぞれですし、給料日も会社によって異なります。
退職のタイミングや退職の理由、仕方、などによっては退職した後の最後の給料がちゃんと貰えるのか不安になる方も多いようです。
結果から申し上げますと、給料は労働の対価として全ての人が受け取る権利があります。
なので、働いたのに給料がもらえないなんてことはあってはいけないことです。
今回は注意点を含め、いろいろなケースの不安を解消できればと思います。

君が辞めることで会社の業績が下がるから給料は渡せないと言われた。

完全に引き止めのための脅しであり、理不尽な言い訳です。
会社を辞めることにより人材不足や業績低下は会社の経営責任であって退職する人とは何の関係もありません。

勤めて3日で辞めたが3日分の給料は貰えるか?

働いた日数が1日だろうが、200日だろうが労働に変わりわありません。
働いた分は給料としてもらう権利があります。
また、研修期間だからとか言った理由で給料を渡さないのも違法です。

退職代行を使って辞めたが最後の給料は貰えるのか?

退職代行を使おうが、連絡もなしに急に飛んで辞めようが働いた分の給料を貰う事の権利がなくなるようなことはありません。支払われないわれない場合、会社側が法律違反になります。

給料が今まで振込だったのに最後の給料は取りに来いと言われた。

辞めることに対しての嫌がらせですね。
今までが振り込みでの支払いの場合、取りに行く必要はありません。会社は給料日に振込にて支払わなければいけません。

給料が手渡しの場合はどうなるの?

ここは注意が必要です。
上記のように今までが振り込みの場合は振込を待てばいいのですが、ず~っと手渡しで貰っていた場合は、相手が了承しない限り手渡しになります。
会社としては渡したいけど取りに来ないので渡せない。で話が通ってしまいます。
それをいいことに辞める人間に対して給料を渡したくないという考えをもつ経営者の

もちろん、取りに行っているのに渡さない場合や理不尽に減額されている場合は会社側の法律違反となります。

働いてた給料がもらえないケース

働いた分が貰えないという事はないのですが、出勤日数が少なく働いた分から保険料や寮費などを差し引きしたら無くなってしまったというケースはあります。
場合によってはマイナスなんてこともあります。
辞めるタイミングや自分の状況を把握したうえで、辞めるのが良いと思います。

まとめ

上記のとおり、注意点はあるものの、働いた分の給料がもらえないという事はありませんので、何か理不尽なことを言われて権利を侵害してくるような人がいた場合はすぐに労働局、労働組合、弁護士に相談しましょう。
言われるがままで、大切なお金が貰えないなんて事がないようにしましょう。