残業が多い職種と少ない職種ランキング

【残業】多い職種・少ない職種ランキング

残業というと皆さんはどんなイメージをお持ちでしょうか?
「当たり前」「嫌なこと」「帰っても暇だから働きたい」「ブラック企業」「残業代稼げる」「飲み行けない」などバラバラなイメージをお持ちかと思います。

今回はパーソルキャリア(東京・千代田)が運営する転職サービスdodaがビジネスパーソン1万5000人に調査した「職種別の残業時間ランキング」を発表しました。
調査は7月、同社が20~59歳の正社員の男女1万5000人に対し、ネットリサーチ会社を通じてWeb上で実施。残業時間について105の職種別にランキング化したものを紹介しています。

自分の働いている業界、または気になる業界の残業時間がどのくらいなのか今後の転職の参考になるかもしれませんので見てみましょう。

「残業多いランキング」
建設・土木系エンジニアが上位に

  1. 設備施工管理 建築・土木系エンジニア
  2. 建設施工管理 建築・土木系エンジニア
  3. 食品/消費財メーカー 営業
  4. プロデューサー/ディレクター/プランナー(出版・広告・web・映像関連)
  5. ITコンサルタント(アプリ)
  6. 土木施工管理 建築・土木系エンジニア
  7. 総合商社 営業
  8. 設計監理 建築・土木系エンジニア
  9. 店長 販売・サービス
  10. 法務アシスタント 事務・アシスタント
  11. 証券会社(法人向け)
  12. 物流管理(ベンダー管理・配送管理・受発注管理など)
  13. 生命保険・損害保険(法人向け)営業
  14. 電気・機器メーカー 営業
  15. 運輸・物流サービス
残業多い

「残業が多いランキング」では、1位は「設備施工管理」2位は「建築施工管理」で、いずれも建築・土木系のエンジニアで、このタイプの職種はトップ10位以内に4つランクインした。東京五輪を前の建設ラッシュで、業務が増えているのが背景にあるとみられる。
その他に目立っているのは営業職です。働き方改革が叫ばれる今も、営業職に関しては勤務時間をなかなか減らしにくい仕事だと言えそうです。

「残業が少ないランキング」
美容が1位。事務・アシスタント系が上位に

  1. 美容関連職(理美容/エステ/マッサージ)
  2. 営業事務・アシスタント
  3. 生産・製造・プロセス開発(医療系)
  4. 医療事務
  5. 経理事務・財務アシスタント
  6. 総務アシスタント
  7. 金融事務
  8. 一般事務・アシスタント
  9. 銀行(個人向け)
  10. 貿易事務
  11. 調理/ホールスタッフ/フロアスタッフ
  12. 秘書
  13. 薬事
  14. 品質管理/品質保証(素材・科学・食品・化粧品・その他)
  15. 技術営業・アプリケーションエンジニア(科学・素材・化粧品・トイレタリー)

「残業が少ないランキング」では、1位が「美容関連職(理美容/エステ/マッサージ)」平均残業時間10.3時間となり、全体を見た際に多く上位に浮上したのは、2位の「営業事務・アシスタント」(11.1時間)や4位の「医療事務」(13.6時間)といった、事務・アシスタント系の職種が目立っています。
事務系のようないわゆる内勤職は、お客さんや、仕事の進捗に左右されにくい部分や、働き方改革による残業削減が徹底されるなどが影響されているようです。

まとめ

残業の多い職種・少ない職種を見比べて如何でしたでしょうか?
これらのデータはもちろん平均ですので、個々の環境や立場などによって大きく変わってくるとは思います。
そして残業は自分にとって良いことなのか、悪いことなのか?これも働いてる環境や状況、自分のモチベーションによって大きく変わって来ると思います。
もし、転職を考えているのならば職種ごとの残業時間も参考に考えるのも一つのポイントになるのではないでしょうか?