ブラック企業の条件イメージTOP10

ブラック企業の条件イメージTOP⑩

ブラック企業という言葉を聞くことも多いかもしれませんが、みなさんはブラック企業に対してどんなイメージをお持ちでしょうか?
人や環境、立場によって見方は変わってくる部分もあるかもしれませんが、大枠としては皆さん変わらないはずです。
今回は学生が就職後に「ブラック企業」と判断した要因をランキング形式に上げていきますので、自分の持つイメージとすり合わせ得てみると面白いかもです。

⑩職場の人間関係が悪い

これはブラック企業直接のイメージというより、職場の人間関係が悪い=ブラックという、まさしく単なるイメージですね。

⑨業務内容が不明瞭

実際に自分は何を何のためにやっているのか分からないような業務をやらされている。
聞いてもあいまいにされて話してくれない。
これは完全に怪しいですねww
ブラックというか犯罪組織の匂いが。。

⑧有給休暇が取りづらい

有休は一定期間働いた人であれば貰える権利なのですが、会社の先輩が誰も有休をとっていなかったり、有休を申請しても「忙しい」「空気読め」と断られるような会社のことを指しています。むしろ会社側は一定の有休を取らさなければいけないと法で決まっているぐらいです。

⑦離職率が高い

会社の離職率が高いという事はせっかく入社したのに辞めている人が多いという事です。
離職率の低い会社を選べばいいと思うかもしれませんが、この離職率は会社側が出している数字ですので本当に信用できるかは疑わしいです。

⑥給与金額が低すぎる

同業種、同年齢の平均月収が他と比べ明らかに低かったら、確かに不満も出るでしょう。
法の範囲内ならまだしも、サービス残業なども計算すると最低賃金を下回っているような会社は完全にブラックですね。

⑤結果を出さないと精神的追い込みがある

結果や売り上げを求めるのはもちろん正しいことです。
ですが過度な圧力をかけたり、暴言、暴力、時間外労働などに繋がるケースは非常に多いです。業績不振を他責にする経営者や上司に多くみられる行動です。

④残業や休日労働が多い

祝日はありません。週休1日です。1日13時間労働です。
そんな労働基準法を無視した状態の会社もまだまだあります。
その分、しっかり稼げていれば望んで働く人もいますけどね。

③募集条件と実務が著しく異なる

これは就活している学生によるイメージですね。
募集概要に書いてある業務内容などが、いまいち分かりづらかったり、あいまいに表現で記載されていると、過酷な労働など何かを隠そうとしているブラックな会社なのかと思ってしまうようです。

②パワハラやセクハラがある

ブラック企業と聞くとやはりパワハラなどのハラスメントが多い会社をイメージする方も多いですね。社長や上司からの暴言や暴力などが日常茶飯事だったりと、被害者側は精神的・肉体的にかなりのダメージを負ってしまいます。
こういう会社は労働環境もかなり悪いケースが多いので要注意です。

①残業代が支払われない

完全にブラックですし、法律違反です。働くすべての皆さんに労働の対価を受け取る権利がありますので、もし働いた分の残業代が貰えないなんてことがありましたら、すぐに労働局、労働組合、弁護士などに相談することをお勧めします。

まとめ

やはり「労働の対価が支払われない」「労働時間が不明瞭」「ハラスメントの日常化」というブラック企業の3大ポイントに関わっていますね。

学生が抱く、ブラック企業に対するイメージは、企業側にはシビアな結果と受け止めて企業側は意識を高く持って是正すべき点は見直すべきです。
時代の流れに乗り遅れると、いつの間にかブラック企業の烙印を押されてしまいかねません。

逆に学生もどの程度なら納得できるのかを自分で判断する力が必要です。
休日の日数や給与額面などを見て、全てをブラックと位置づけするのは自由ですが、それで就職先を失って困るのは自分です。
それに、ニュースになるのはごく一部の企業。同じ業界の全ての企業を敬遠せずに、説明会などに足を運んでみるといいでしょう。