あなたはさとり世代?Vol.②-仕事観とトリセツ-

今回はさとり世代の仕事への向き合い方とは?というところに着目していきたいと思います。まだVol.1を見ていない人はさとり世代の特徴や世代層について書いてあるので見てきてください。
あなたはさとり世代?Vol.①-特徴と世代層-
さとり世代の仕事観は?
時代の変化によって教育や価値観の違いから、年齢が離れる人ほど仕事という観点においては、さとり世代との間にジェネレーションギャップを持ってしまうひとは多いかもしれません。さとり世代の仕事に対する考え方は、「生活のための」「なんとなく」「生きるため」という人が少なくないです。
プライベートと仕事は完全に分けて考えます。会社に対して愛着をもつこともなければ、残業を自ら進んでやることもないです。上司や同僚と会社のことについて熱く語り合ったり、それをつまみに呑みに行くということに価値を感じず、消極的になりがちです。
ただ勘違いしないようにしたいのが、彼らは別に無気力の塊という訳ではなく、仕事以外のことに重きを置いている場合が多く、そこに注力しているのです。なので、もちろん生活の為に就業時間内に関しては一生懸命真面目に働いています。
仕事はあくまで仕事。お金を稼ぐ手段の一つであって、自分のライフスタイルであったり人生において重要な位置づけではないと捉えているようです。見方によってはメリハリのある生活ができる世代という見方もあります。

さとり世代のトリセツ
上記であげた通り年齢の差があるほど、さとり世代とのジェネレーションギャップを感じて、どのように接するべきなのか分からないと感じると人も多いと思います。
細かいコミュニケーションはいろいろあると思いますが、抑えておくべきポイントをあげます。
- 考え方を押し付けない
昔はこうだとか、当たり前だとか、否定しすぎると考え方が合わず、一気に心を閉ざします。 - プライベートを重視してあげる
基本仕事はお金稼ぎのための時間としか考えていない人が多いので考えを理解して接しましょう。飲み会なども無理に誘うのはよくないです。 - プライベートまで干渉しない
仲良くもないのにプライベートなことを聞いたり、指導されるとウザがられて心を開かなくなります。 - 指示した以上のことを求めない
基本仕事はお金の為だけですので指示されたこと以外の事をわざわざ考えてまでやりません。やってほしいことはマニュアル化して教えるとよいでしょう。 - 質問しやすい環境作りをする
あちらからコミュニケーションを積極的に取ろうとは思っていませんし、苦手な方も多いので質問のしやすい環境作りも大事です。こちらから先に質問してあげるのも良いでしょう。
さとり世代は無気力の塊ではないと述べましたが、実際に向上心や成長への意欲は高く、それは仕事においても同じです。
やりがいや仕事への価値を見いだせればよりモチベーションを上げるでしょう。
コミュニケーションに関してもあまり進んでとる人は他の世代に比べ少ないかもしれませんが、したくないわけでもありません。
ノリや付き合いが悪くても、無理に絡もうとせずに、それが普通と考え、時間をかけて分かり合うことで、良い関係が築けると思います。