退職金は自己都合退社でも貰えるのか?

【会社都合退社と自己都合退社】
会社都合退社とは人員整理によるリストラの対象になったり、会社が倒産してしまったりすることです。会社側から辞めてくれと言われた場合ですね。
自己都合退社は、主に引っ越しや結婚、出産、介護などの諸事情によって会社を辞める場合を指します。
【退職金制度の有無】
まずは、勤めている会社に退職金制度があるのかどうか?が一番重要になっていきます。
退職金制度がなければ、自己退社だろうが会社都合であろうが退職金は誰ももらうことはできません。なので、退職金制度の有無を確認しましょう。
【退職金制度ある場合】
自己都合退社でも貰える
まず、労働基準法には退職金の定めはありません。各企業の制度が支給の有無を決めています。
ですが、退職金自体は給料の一部と法律で定められているため、制度があるのにもかかわらず支給されなかった場合は、法的処置を実行することが可能です。
Aさんは退職金200万貰ったのにBさんには払わないということはあってはならないということです。
退職金の制度がある会社を辞める場合、勤続年数や年齢、月給になどに比例した額を支給されるのが一般的です。
基本的に法律では、退職金の支払い期日は、退職日より7日以内とされています。
さらに、会社を辞めたあとに退職金を請求できる期限が定められていて、これは退職後5年以内です。この期間を過ぎてしまうと無効となり退職金制度があったとしても受け取れなくなってしまうので注意しましょう。
◆退職金は事前に確認しておこう
自分が勤めている会社、もしくは働こうとしている会社の退職金制度の有無はもちろん、勤続何年以上で支払われるものなのかは事前に確認しておきましょう。
それ以外にも、福利厚生や休暇制度、ボーナスの有無など、気になるポイントは確認しておくのもよいでしょう。
退職代行ガーディアンでは退職時の給与未払い、退職金未支払い、有休消化、などの交渉も行っております。困ったときはご相談ください。